子どもの能力・伸ばし方
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子どもの能力・伸ばし方
●お子さんの能力を、診断してみませんか。
●ご家庭ですぐ役立つ、知能テスト法などを、紹介します。
●これらのテスト法は、はやし浩司オリジナルのテスト法です。
現在、あちこちの幼稚園や幼児教室で、利用されています。

(例:造絵テスト法)

(方法)

(1)紙(B5〜A4サイズ)と鉛筆を用意します。(クレヨン、サインペンでも構いません)

(2)子どもに次のものを描かせます。

(3)山→川→家→木を二本→道→花→白い雲→鳥→お日様

  (注意)最初は、「山を描いてごらん」と指示します。しかし次に

      何を描くかを、言ってはいけません。子どもが山を描き終えたら、

      そのときはじめて、「次に川を描いてね」と指示します。

      川を描くとき、瞬間ですが、子どもはどこに描くか、あるいは

      どういうふうに描くかを迷うはずです。しかしそのときでも

      決して、子どもを助けたり、アドバイスしてはいけません。

      子どもが川を描き終わるまで、静かに待ちます。

      (どんな絵になっても、この段階では、何も言ってはいけません。)

      こうして次々と、子どもに絵を描かせていきます。

(4)できあがった絵を見ながら、子どもの合理的判断力をみます。

(山)紙の中央に大きく描かれていればよしとします。

(川)山の下、あるいは山の上を流れていればよしとします。

   合理的判断力の育っていない子どもは、不自然な位置に川を書きます。

   また自分で考えるクセ(習慣)のない子どもは、山の横に言われるまま

   川を並べて描きます。

(家)山との大きさを比較してください。あまり考えない子どもは、山より

   大きな家を描いたりします。

(木を二本)木が二本、自然な位置にあればよしとします。三本〜以上描くようで

   あれば、日ごろ、口うるさくないか疑ってみてください。

(道)自然な位置に、自然な形であればよしとします。子どもは無意識のうちにも

   自然な位置に道を描こうとします。これが合理的判断力です。

(花)子どもが描く花と、あなたが日ごろ描く花を見比べてみてください。

   親子の密着度が大きい親子ほど、同じ花(形、はなびらの様子など)を

   描きます。(子どもが花を描く前に、前もって、別のところであなたも

   花を描いておくといいですよ。)

(白い雲)雲が山より高い位置にあればよしとします。

(鳥)絵のじょうず、じょうずでないをこの鳥を見て判断します。(集団でこのテストを

   するとき、一つの基準とします。)

(お日様)最後にお日様を描かせて、テストをしめくくります。

(作品例)
●言われたものを、ただ並べて描いているの
が気になる。あまり深くものごとを考えない子
どもの絵。

●従順だが、従順であることがよいというわ
けではない。三角や四角が、ほぼ正確に描け
るようになるのは、満4.5歳を過ぎてから。
そのころ子どもは文字に興味を示すようにな
る。形があまり正確に描けないようであれば、
紙と鉛筆を子どもの。そばにおいてあげ、い
つも絵を描かせるようにするとよい。
●ここまで合理的でしっかりとした絵が描ける子どもは、全体の10〜15%。絵を描きなれている子どもの絵。木の表現力に注目。川の位置、川の流れも自然。一般に心の落ち着いている子どもは、見た感じほっとするような絵を描く。

●「描く」「書く」ということを通して、子どもは「考える子ども」になる。そういうことも頭に入れて、子どもを指導するとよい。
★つづきは、本文で

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